合葬墓地
知北霊園合葬墓地整備方針を策定しました
少子高齢化・核家族化の進行やお墓に関する意識の変化等に伴い、お墓の承継者がおらず不安を感じる方や管理が不要なお墓を求める方の増加など、墓地を取りとりまく状況が変化しており、知北霊園もその変化に対応していく必要に迫られています。
現在、知北霊園の区画墓地は、区画墓地の新規利用者数より返還者数が多い状況が続き、全6,685区画のうち627区画が未利用区画となっています(令和4年度末時点)。そのために、未利用区画を増やさない対策として、新たな使用者を増やす施策や現在の使用者に継続して知北霊園を利用してもらう施策を進めています。
また、メディアや自治体などから発信されるいわゆる「終活」に関する情報が増えた影響などで、合葬墓地に関する問い合わせが増加しており、今後合葬墓地の整備に関する検討を進めるため、令和5年7月に組合構成市町の住民の方や知北霊園の区画墓地利用者を対象に墓地に関するアンケート調査を実施しました。
このアンケート調査では、墓地の所有の有無など、それぞれの立場ごとに必要となる墓地のニーズや、期待するサービス・デザイン・制度を把握したうえで、他自治体の合葬墓地事例と比較し、知北霊園の合葬墓地にふさわしい整備内容を検討しました。
そのうえで、組合構成市町の住民や知北霊園の利用者がいつでも使用できる魅力的な合葬墓地を知北霊園に整備するために、基本的な方針について取りまとめました。
令和6年3月29日